サレ妻から愛される妻へ:乃愛のシンデレラストーリーVol.3

「離婚したほうがいいね」という話しあい。
その後…
乃愛ちゃんのサレ妻シリーズVol.2をお届けします

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離婚したらわたしは実家に戻るしかないので、両親に相談しました。

「子どものことがあるからもっと二人で話し合いなさい、もうちょっと頑張ってみなさい」
と、父が間に入ってくれたんです。

うちまで来てくれて、男同士の方が話しやすいだろうからって
彼と父とで話して、彼にわたしのことを謝ってくれたようです。
「父親として申し訳ない」みたいなことを言ったみたいです。
「でも、孫のことは別だから」と。

両親が間に入ってくれたこともあって
再度夫婦で話し合い
「お互いに直すべきことは直していこう、もう一度やり直してみよう」
という話に、この時はまとまりました。

夫は子どもに当たらないようにするとか言い方を気をつける
わたしは朝起きて朝食の準備をするとか、育児ももう少し余裕を持てるようにするとか。

やり直そうと決めても最初はものすごくギクシャクしました。
でもなるべく笑顔でいるように気をつけていました。
朝起きるのが苦手だったけど目覚ましをかけて
朝食を用意して一緒に食べるようにして、会話もなるべくするようにしていました。

こういうことを意識して、だんだんと仲が元に戻ってきたかなという頃に東日本大震災があったんです。
それもあって、お互いにまたがんばろうという気持ちになっていきました。

この時が結婚して5〜6年。
セックスレスも解消するようになって、数年間は落ち着いた夫婦関係でした。

これでもう大丈夫だと思っていたんです。



ですが。。。

子どもが成長して自我が目覚めてくるにつれて、わたしの感情コントロールが難しくなってきました。
子どもに対してキレることが増えてきていました。

小学3年生、4年生くらいの頃だったかな。
たとえば、勉強していないことでわたしがキレる。
子どもがすごく反抗してくることはなかったんですけど
宿題をしていないことを見つけたわたしが
「なんでやらないの!」
と、子どもに対してがーっと言っちゃったり。

それを夫がいる前でもしていました。

子どもには「急にツノが生える」って言われましたが
さっきまでは穏やかにしていたのに「チッ」って思った瞬間に怒鳴りつける。
雷が直撃するみたいに怒鳴りつけていたようです。

それでも怒りが収まらないとモノを蹴ったり。
カラーボックスに穴が空いていた記憶があります。
子どもに手を上げる時期もありました。
「この野郎!」とか「お前!」とか「てめえ」とかね。

当時は、そんな言葉遣いばっかりでしたね。
だーさまにもその流れできつい言い方をしていた記憶があります。

こんな自分は嫌。
だけど怒りのコントロールができず
爆発してしまうと、冷静になることができなかったんです。

怒れば罪悪感がでるのに、いざとなるとコントロールが出来ず
前は夫が子供にきつくあたっていたのを嫌だった私だったのに
自分がこうなるなんて思いもしませんでした。



次回に続く

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