「早くしなさい!」が、どうしてもやめられない

「早くしなさい」
「早く寝なさい」
「早く支度しなさい」
早く、早くーーー
もういい加減
早く 〇〇しなさい!!

って私、すぐ言っちゃうんです
だって、うちの子って遅いんですもんー!!
こんな相談をよく受けていました。

私が幼稚園教諭を退職してから、しばらく他の会社の幼児部にてコンサルをしていた頃
コンサル生のママさんの悩みで最も多いそのひとつ
うちの子は遅い
でした。


親心、大人心、子ども心
結婚式でよく聞くあの3つの袋、
ではない3つの心です(^^)

【石橋を叩いて渡る】のことわざ、ご存知ですよね♪
この、
石橋を叩いて渡るのは大人が社会に出てするであろう代表的な行動【大人ゴコロ】です。

その次。
大人になって結婚をして、子供が生まれたら
我が子にはちゃんとした大人になって欲しいという思いから
【石橋を叩いて渡る】の基本系が
【石橋はちゃんと叩かせて渡らせたい】という【親ゴコロ】へ変化していきます。

この基本系を持っていなかった大人さえも、親になれば誰しもそうさせたいと願います。
もちろん、それが愛たくさんの親心。
間違っていません♪

ただ、子どもは? というと
【石橋を叩かないで渡ってみたいな♪】が子どもゴコロなのです♪

子どもの性格(タイプ)にもよりますが、

石橋を壊してみて渡りたい〜♪
石橋が壊れないと安心出来たら渡りたい♪
石橋を渡りながらめっちゃ遊びたい♪
おまえから渡れよ、と言って人の振り見ながら遊んでみる子ども
そんなの興味ないもん、といって遠くからみてる子ども

様々ですが、本来の子どもって
みんなその石橋で思いっきり遊びたいんですよね。

性格の違いなだけで、
危険なことを恐れる経験がないので、なんでもやってみたいという向上心は
大きな成長へつながります。

やってみて、けがをしたり失敗をしたり、
うまくいったり
友達に勝ちたいと思ったり
あの子はできて良いな~という、
人を羨ましいと思う気持ちなんかも、子ども心ながらにして成長の過程で生まれます。

それが人間らしいんですよね。
感情が動いて発達してるってこと♪
これは、とっても大事なことなんです。

だけど、大人は危ないことも経験しているからその先も知っていますし
どうせなら一番近道をしたら良い、
その近道の方法だって知っているので、それが最善だと思い(込み)
我が子に、教えてあげちゃうんです。
それってね、もったいないんですよ~

→続きを読む

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。